
2025年3月8日、タイのワールドサイアムスタジアムにて開催されたOPBF東洋太平洋スーパーバンタム級シルバータイトルマッチにおいて、斗夢が出場しました。
試合はタイ時刻17時30分に開始。
リングのマットが非常に柔らかく、斗夢にとっては動きにくい環境でしたが、最小限のステップワークで対応するよう試合前に戦略を練りました。
相手はファイタータイプの選手。
斗夢は距離を取りながら左ジャブを活かし、ストレートや左ボディーを当てながら試合を進めました。
しかし、飛び込んでくる左右のフックや近距離での攻防の際にパンチを受ける場面も見られましたが、全体的な試合の流れは悪くありませんでした。
【4ラウンド終了時の採点】
38-38
38-38
38-37(斗夢)
ジャブを活かし距離を取り、カウンターを狙いながら試合を進めていたため、ポイントを優位に取っていると考えていましたが、判定は1-0と僅差でした。
後半に入っても斗夢が距離をコントロールし、細かいパンチを当てながら試合の流れを作っていました。
しかし、相手のクリーンヒットを数回受け、印象面で不利になった場面もありました。
また、相手選手の頭が低く突っ込んでくるスタイルにより、斗夢は試合中にカットを負いました。
鼻の上をカット(前半)
8ラウンドで右まぶた上をカット(バッティングによる)
8ラウンド終了時点で、傷の深さによりドクターストップとなり、試合は採点決着となりました。
【最終結果】
78-74
77-75
75-77(斗夢)
勝利者として発表されたのは相手選手。
関係者の多くが斗夢の勝利を確信していたものの、結果は判定負けとなりました。
今回の試合結果は非常に悔しいものとなりましたが、引き続きチーム一丸となり次戦に向けて努力してまいります。
今回の試合に携わってくださった皆様、ご支援・ご声援、誠にありがとうございました!
引き続き、溝越斗夢の応援をよろしくお願いいたします。