2024年10月12日、愛知県国際展示場(AICHI SKY EXPO)にて開催されたIBF世界ライトフライ級タイトルマッチで
当ジム所属の矢吹正道がシベナティ・ノンシンガ選手(南アフリカ)を破り、再び世界王者に返り咲きました。
当日計量をクリアし、試合へ
試合当日は、IBFルールに基づく当日計量が朝から行われました。
このルールでは、前日計量から4.5kg以上増やさないことが義務づけられています。
矢吹は問題なくクリアし、ノンシンガ選手も無事に当日計量をクリア。この時点で試合が成立。
そして、午後
矢吹は、他選手たちの試合準備が進む中、静かに会場に到着。
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試合準備が整い、セコンド陣もそれぞれの役割を遂行しながら緊張感の中で調整を進めました。
試合開始直前、TEAM緑のメンバーと共に円陣を組み
入場曲「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」が流れる中、入場口からリングへ向かいました。
続いてノンシンガ選手も赤コーナーから入場し、国歌斉唱を経て、ついに試合がスタートします。
矢吹のジャブが冴え渡り、常に試合の主導権を握る展開
1ラウンドから矢吹は冷静に試合を進め、的確な攻撃で相手を捉えながらペースを掴みます。
特に中盤に差し掛かると、矢吹のパンチが効果的にノンシンガ選手にヒットする場面が増え、徐々にダメージを蓄積させていきました。
試合の決定的な瞬間は8ラウンドに訪れます。
矢吹のクリーンヒットがノンシンガ選手を捉え、ついにダウンを奪取。
ラウンド終盤で仕留めることは叶いませんでしたが、このダウンによる深刻なダメージは明らかでした。
そして9ラウンド、矢吹は再び強力なパンチで2度目のダウンを奪取。
立ち上がったノンシンガ選手に対し、さらに追撃を加え、3度目のダウンを奪うと同時にレフェリーが試合をストップ。
圧倒的な内容で9ラウンドTKO勝利!
見事に矢吹がTKOで勝利を収め、IBF世界ライトフライ級新チャンピオンになりました!!
この勝利は矢吹にとって、並々ならぬ努力と強い信念の賜物であり、ジム全体にとっても誇り高い瞬間となりました。
引き続き、矢吹正道の挑戦と、彼が切り開く新たな未来を応援いただけますよう、お願い申し上げます!
改めまして、多くのご声援ありがとうございました!
追記
今回の世界戦がTravel TVで公開されました。
こちらで試合映像がフルで見えますので、ぜひご覧ください▼
https://era.travel.gr.jp/Form/Product/Watch.aspx?shop=0&pid=144-20241012-1